ランドセルが重くなる?
先日「ラン活」(ランドセル活動)について書きましたが無事入学を迎えたピカピカの一年生達には次の試練が待ち構えています
「ランドセルが重い」
政府が2012年から行なっている「脱ゆとり教育」に切り替えてから小、中、高校で使われる教科書の総ページ数が20%〜30%以上増えているそうです
ということは教科書の厚みが増し一冊一冊が重くなってきているということ
さらに体操服などを入れるサイドバッグや地方によっては水筒を持参することもあるようなので総重量が10kg近くになる場合も!小学1年生の平均体重が20kg前後なので実に体重の半分近い重りを背負っていることに…そして通学時間が長ければより子ども達の身体にダメージが…
理想の荷物の重さ=(身体に負担が少ない重さ)は自身の体重の10%くらいの重さが良いそうです
これではまだ身体が出来上がっていない小学1年生からしたら登下校で背負うランドセルは重荷でしかありません
これが原因で腰痛を患う子ども達が増えているそうです
近年の子ども達の運動能力や体力が低下していると非難されていますが体力の向上とやり過ぎは違いますので何か打開策が必要ですね
今親達からあがっているのが教科書をいちいち全部持って帰るのではなく必要な分だけ学校に置いておくのはどうかという案ですがまだ学校側が受け入れてくれないそうです
学校に通う子ども達がいる親御さん達は子どもと相談して身体を酷使しないように注意しましょう